カンボジアへ観測に行ってきました。今回は学生1名が一緒に参加してくれました。カンボジアのトンレサップ湖は東南アジア最大の淡水湖です。雨季には最大で 縦200km x 横50km もの大きさになります。湖には100万人以上の人が水上集落などを作って生活していると言われています。今回の目的は水上集落のひとつであるChhnok Truです。流れのシミュレーションを行い、水質の変化を流れから理解することを目指しています。今回の観測では、そのために必要となる集落付近の河川の地形(深さ)をADCPを用いて測量してきました。3月は乾季で、4月にかけて一番暑い時期です。今回も30℃以上の気温の中、3日間小さいボートの上で耐えました。景色は最高です。
Chhnok Truの水上集落の間を行きます
観測船には簡単な屋根がついています。椅子は板切で座りごごちは…
測定器(ADCP)です。船で曳航しつつ超音波で深さを測って行きます。
今回参加してくれた学生さん(右側)。お疲れさまでした。